渓谷に響く心地よい唄声 ~令和5年度 第1回移動教室~

第1回移動教室では5月31日(水)、東山和紙紙すき館、猊鼻渓、奥州市牛の博物館に行ってきました。
紙すき体験では、平泉藤原文化遺産のひとつとして800年以上受け継いできた独特の技法をアレンジした創作紙すき体験に挑戦しました。
半紙大の網を張った木枠に和紙の原料を流し入れ、その上から絵を描くように好きな色の原料を流し込みます。
コウゾの皮の繊維を使って文字を書いたり季節の葉っぱを彩りで置いてみたりと個性の光る和紙が完成しました。
猊鼻渓舟下りでは天候にも恵まれ、船頭の楽しいお話を聞きながら川と渓谷が生み出す壮大な景色を堪能しました。
船頭が、げいび舟を竿一本で操る技に魅せられたり、渓谷に響き渡る「げいび追分」に聞き入ったりと、とても心地よい舟下り体験でした。